大阪湾岸

2009年02月04日

大阪湾岸にはエネルギー・鉄鋼業・

石油化学工業・機械工業が、

淀川沿いには電気機械工業・食品工業が、

ほか、泉南地域では繊維業が、

阪神地域などでは醸造業が展開しています。

また内陸部では、医薬・化学・機械関連の

研究所が多く展開します。

大阪などの商業資本と大消費市場、

水運を中心とした交通、

淀川による用水を背景として発達しました。

戦前は京浜工業地帯を上回る地位で、

日本最大の工業地帯であったが、

出荷額で太平洋戦争直前に京浜工業地帯に抜かれ、

近年は中京工業地帯を下回っています。

工場の立地が19世紀末からあったため、

老朽化が目立つこと、戦時体制下の産業統制、

企業統合を余儀なくされたこと、

繊維などの軽産業のウェイトが

高かったことが主因として挙げられます。


Posted by とっぽぽ at 05:39